転職を失敗しないために。


※こちらの記事は現役医師から頂いた記事になります。

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来春の人事に向けて医師確保に躍起になっている病院や、
特定の診療科の撤退を告げる新聞報道、
さらには転職サイトに条件をつり上げた
急ぎの求人案件を見受けます。

採用する側としては「ハードル」は低くても
採用さえできれば良いと、
やたら報酬がいい職場は要注意です。

医師の期待する報酬や待遇が
簡単に認められるということは、
「何か」があることが多く
往々にしてそういうものが明らかになるのは
契約交渉の最終段階、あるいは正式締結の後
なんてことがあります。

転職のトラブルはお金の問題というよりは、
事前のリサーチ不足、お互いのコミュニケーション不足
によることがままみられます。

勤務している病院の業務を抜けて、
新しい勤務先との交渉に時間を
かけられない時に代理をおくことは
大切なリスクマネジメントになります。

病院側の声を鵜呑みにしない、
契約交渉に慣れた代理人をおくことで、
最終決断までの問題などを整理してくれる
可能性があります。

逆に病院側にとっても、
従来の医局からの人材確保が困難になる時代、
積極的に紹介転職業者を利用して、
医師や看護師の確保をスムースに行える
メリットをお互いに享受しています。

実際に失敗した先生のお話を聞いていると、
前職が忙しくて面接時間や下調べなどに
時間が取れず、就職までのカウンセリング時間や
下調べが不足していたり、あるいは「条件」の
裏読みしなかった為に、結果として
「不本意」な結果に終わり、
半年や一年で辞めて次を・・・
という方もみえます。

自分は「転職」が悪いとは思ったことは
一度もありませんが、安易に転職したために
思ったように行かなかった人も知っています。

転職の第一目的が明確ならばいいのですが、
単に履歴書を汚しただけ、
医局と仲違いしたばっかりに居場所がなくて、
次々と変わる人は新しい病院からも
「期待」はされにくくなります。

複数回の転職を経験されていると、
気軽になるようですが、
それは逆にいうと「流動化」のブームに
乗ってしまっただけとも言えます。

自分は研修が終わったから
いつでも開業&転職可能な時代というのは、
「必要なスキル」が身に付いてたり、
あるいは期待される働き方が出来る人材だけが、
新しい職場でも成功すると思います。

大勢の中から選ばれる訳ではなく、
短時間の間に決めるのは「あせり」もあって、
お互いに目線が合わないままに、
実際に現場で話が違うといった
トラブルが発生すると、
これは転職会社も採用する病院側も驚きます。

ただ、原因は「急ぎすぎた」転職が
きっかけになる可能性があります。
見えない所で「摩擦」が生じたりすると
また転職しなければなりません。

とくに「専門科」の変更を伴う場合は
慎重に選ぶ必要があります。
その辺りは「開業」するのとよく似ていいます。

一度キャリアを変えた場合、
しばらくその現場にて業務に専念しないと
様々な形で不利益です。

転職は医局の人事と異なり、
大きくキャリアアップの可能性もありますが、
反面病院側の中には
「コレだけ払ったのだから」的な病院もあります。

病院にとって期待される医師像、
賃金も含めてこれらのギャップを埋めるためにあり、
これらを医師が就職されてから
経営サイドとたった一人で戦うのは大変です。

そういう意味で医局とは違いますが、
転職サポートは必須だと筆者は考えます。

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