転職質問箱


※こちらの記事は現役医師から頂いた記事になります。

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今回はいつもと毛色を変えて、
自分の経験もまじえて転職を考えてみました。

1.医師が転職するときに転職サイトって成功するんですか?

これは転職サイトの数字が明記されませんので
判断するのは難しいですが、大手の転職会社が
紹介した場合はどうしても「流れ作業」のように
病院を紹介される医師も中にはあります。
医療機関が求めている医師の水準と、
転職希望の医師の希望のマッチングに
時間をかけない話は危険な場合はあります。

2.どんな会社を選べばいい?

サイトに登録したものの、その後は毎週定期的に
メールを送りつけるだけで、実際にお話を
聞こうとしても対応が後回しになっている・・・?
希望はエント リー時に伝えたはずなのに、
まったく関係ない科の情報まで入っている。
こういったことはまず例外とは思いますが、
中には担当者から「切迫していない」と思われたり、
転職希望の条件が厳しいとなかなか相談も途絶えがち。
そうならないためには、医師側から積極的に
アプローチしないと続かないこともあります。

3.いざ面接・・・手伝ってもらえますか?

予約していれば、病院の施設の理事長事務長さんとの
面接の日にスケジュールが設定されます。

基本的には面接の段階から断る場合のアフターフォロー、
条件交渉などなど転職会社さんが手伝ってくれます。
特に自分の希望や意見を言いやすい信頼関係のある
業者さんだとさらにスムーズです。

ただ、大手転職会社の場合経営者の予定が合わないと、
面接の段階でまったく初めてのカウンセラーが来る・・・
なんて場合があると聞いたことがあります。

もしかしてベテランを付けてもらえたのか?
と思っていたら、こちらが不満そうな顔をしているのに
「良さそうな病院ですよね・・・」って
転職したい病院ではないのにこんな風に言われて
どう やって反応していいか正直迷った。
こういう場合は素直に伝えた方がいいようです。

4.希望を無視して薦められたりしませんか?

自分の場合は、予め業者さんとは希望やビジョンを含め
意思疎通をしているので、自分が微妙だなと思っている時は
きちんと伝えます。
自分が言う前に分かってくれている場合もあるので
無理に薦められることはほぼありません。

ただ、初対面の病院側との面接が終わって、
「あちらさんは絶対に来てほしいんですよ。
給料は・・・ですが、先生の希望の診療科ですし、
非常に交通至便で・・・」と、一方的に押せ押せの話を
持ち出される時は要注意かもしれませんね。

当たり前のことですが、医師にとって住んでいる環境や
給与だけでは転職先を決められません。
働いている病院を辞めるまでは「時間」を
かけたい人が多いでしょうし、
すぐに変わりたい人にとっては「最適」であっても、
長く勤めるためには「ゆとり」が必要です。

転職する医師にとっては気軽には参りません。

無理に転職をすすめる業者さんには、
最初から「慌てていない」ことを示しましょう。
「転職したがりオーラ」を見せると、
変な転職先を強く薦められた・・・
なんてことになるかもしれません。

5.最終的には自己責任?

「こういう転職先は2度とないから・・・」
と言われて入ってみたら、
前の病院よりもひどい待遇・・・騙された!
前任者もすぐに辞めたんだよね・・・。

こんなことにならないように気をつけましょう。
安易な転職は履歴書に傷を残します。

見事にだまされないためには、
あらゆるネットワークを活用しましょう。
先輩、MRさん、研究会、ホームペー ジ、2ちゃんねるなど。

インターネットの時代、即断即決するために
情報が少ないよりは絶対にあったほうがいいです。
転職は非常口にあらず。
情報集めだけならどこでも良いですが、
実際にじっくりとした転職を考えているなら、
最後の最後まで自分の未来を実現できそうな
転職を実現させてくれる転職業者さんに
会ってからにしませんか?

自分もいろんな転職した医師に会っていますが、
何人かは転職で失敗したケースを知っています。

もちろん「成功例」も多いと思いますが、
病院側の急な依頼に応じるために
無理に紹介される場合は長続きしません。

転職はお互いにWin-Winの関係でないと、
うまくいきません。

もちろん、お金目当ての転職もなかなかうまくいきません。
こればっかりは、お金が増えることはその分
パフォーマンスへの期待がかかる一方、
救急や難しい手術の実施などを期待されます。

転職は「個別」の問題ですが、
多くの医師は気づいているでしょうが、
医療は個人プレーの時代は終わり、
トータルな質の向上を看護師や様々なコメディカル、
病棟や診療科全体のチーム医療になっています。

その点では「古風」な職人肌の先生というのは
周囲との軋轢を生みやすく、
きちんと自分の求める職場のためには、
時間をかけ見学をし、その都度自分が期待される
結果を残せるか、コメディカルの不足がないことや
雑用をできるだけ抱え込まないで済ませられるような
システム作りに取り組んでいる病院が
今後はいいかもしれません。

そういう意味では
「清水の舞台から飛び降りる覚悟」よりも、
自分で一緒に働ける仲間がいる病院や、
腰を落ち着かせてじっくり取り組める環境を
提供してくれる病院を紹介してくれる業者さんと
一緒に取り組みたいですね。

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