「今、医局人事を外れて転職をするには?」


※こちらの記事は現役医師から頂いた記事になります。

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医師や看護師の転職市場はほんの数年で大きく変貌しました。
給与体系や労働環境について、
インターネットで明らかになってきました。

問題は医師も医療機関側もお互い求めるニーズが
はっきりしないことです。
従来は年俸と年次があえば、転職したのかもしれません。
しかし、医師が求めるのは「働き甲斐」であったり
「家庭の事情による転居」だったり
「職場の労働環境」だったり千差万別。

また、病院側のニーズも異なります。
医師であれば誰でもいい、あるいは「急募」といった
細かいことよりも、とにかく人材が集まればよしということでは
働き甲斐を求めていた医師ではたぶん転職しても
「誰でもいい」という風に扱われた場合、持続しないでしょう。

おそらく、これは看護師でも同じだと思います。
医師は一人一人、看護師も一人一人、
医療について考えが異なります。
同じように病院側の求めている職員の処遇についての
考えは異なると思います。

プロフェッショナルであるだけに、それぞれの病院が
人材育成の方法やノウハウが異なるように、
病院のカルチャーや院長の考えなどを
明確に見分けられる医師は少ないと思います。
このあたりを考えると、ホームページにある医師の求人広告を見て、
飛び込むのは危険です。

というか、自分で病院側と接触を持つのはかまいません。
ただ、そうすると「交渉」 はすべて自前になります。
実際に、自分の後輩でも、ある有名な病院に転職をしましたが、
思ったような仕事をさせてもらえずに1年で退職・・・
これでは履歴 書に書くのもはばかられます。

きちんとその病院でトレーニングを受け、
さらに学会発表や論文投稿などを通して、
次のキャリアを形成できるか?
この辺は、病院で中堅として活躍していこうという医師にとって
大きい問題だと思います。

従来の医局人事であれば、
このあたりは難しいことではないと思いますが、
医局人事を介さずに単独で転職を決める医師に多いのは、
半年や数ヶ月で「こんなはずじゃなかった」という愚痴を
言わないためにも、紹介業者を使いましょう。

別に紹介業者にとっては、
医師と病院を結びつけるだけの仲人ではなく、
その後のキャリアアップの道しるべになる可能性があります。
医師募集をしている病院の実態を外側からよく知っている人の
意見を聞いてからの方が、
転職の成功率が高くなる可能性があります。

医師は、専門性や特性を認めてもらった上で、
働く事をもとめられるのが必要なのだと思います。
案外、そういう病院にめぐり逢うため、
転職には時間と手間を かける必要はあります。
それを手伝ってもらうことは必要です。

逆にいうと、「誰でもいいよ」的な仕事も医局人事なら
納得かもしれませんが、思い切って転職 したのに、
それまでに苦労して獲得した技術やキャリアを否定されないためにも、
医局人事を外れる場合は、人材エキスパートとの相談は「必須」です。

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